【陶磁器】ニュース 割れた陶器に新たな命 埼玉・本庄に「焼継屋」


2013年 1月19日

割れたり欠けたりした陶器をよみがえらせる「焼継屋(やきつぎや)」が18日、本庄市千代田4丁目のカフェ「NINOKURA(二の蔵)」に現れた。22日まで。

陶器が貴重品だった時代、割れた器を再生する職人だった焼継屋。現代の焼継屋の名乗りを上げたのは、ときがわ町に窯を構える長谷川聡さん(46)だ。作陶家としてはブドウやユズ、ケヤキなどの灰を釉薬(ゆうやく)に使い、独特の色みと風合いを持った器を作り続けている。この日から同カフェで始まった自身の作品の展示即売に合わせて、器の修復も請け負うことにした。

真っ二つに割れた器や口が欠けた急須、持ち手が取れたカップをエポキシ樹脂などを用いて接着し、必要に応じて焼きを加える。

長谷川さんは「物には気持ちが宿る。壊れてしまった大切な器があったら、あきらめないで相談してほしい」と話す。

料金は100円から。問い合わせは同カフェ(0495・24・7878)。(馬場由美子)<朝日新聞>