『清水焼ブログ』 鶴亀の器


2012年10月13日

「鶴」と「亀」は、「鶴は千年、亀は万年」と言われ、おめでたいものの1つとされています。おめでたい鶴と、おめでたい亀を取り合わせた 「鶴亀」という言葉や、その姿を図形化したものは婚礼の儀式をはじめ、おめでたい席には欠かせない縁起物として、様々な場面に取り入れられ 重宝されています。

 


古くは「たず」と呼ばれ、平安時代以降に「鶴」と呼ばれるようになったようです。古来より「鶴は千年」といわれ「長寿を象徴する吉祥の鳥」とされていました。また夫婦仲が大変良く一生を連れ添うことから「夫婦鶴=めおとづる」といわれ「仲良きことの象徴」の鳥として、また鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから「天に届く=天上界に通ずる鳥」といわれるなど、民衆の間に「めでたい鳥」として尊ばれてきました。

 


浦島太郎の話では龍宮城の使いとされていますが、古い中国では仙人が住む不老長寿の地として信じられた逢莱山の使いとされ、大変めでたいものとされていたようです。 日本においても「亀は万年」と言われて、鶴とともに「長寿を象徴する吉祥の生き物」とされ、おめでたいものとして尊ばれています。また、甲羅の紋様の六角形は吉兆を表す図形ともされています。

 

特集『鶴亀の器』